今回は今話題となっている日本でのファーウェイの排除に関して調べてみました。
ファーウェイはサムスン電子に次ぐ世界で二番目に大きい携帯電話メーカーですが、なぜそんなファーウェイを排除しようとする動きがあるのでしょうか?
また、排除される場合はいつから使えなくなるのか、今使っている人はどうなるのかについてまとめていきたいと思います。
ファーウェイ排除が排除される理由は?
ファーウェイ排除の動きが進められている理由は、安全保障上の懸念があるためです。
具体的に言えば、各府省庁や自衛隊などの国家機関で使用する情報通信機器から、機密漏えいするという可能性があるということが懸念されているのです。
というのも「政府がファーウェイの製品を分解したところ、ハードウェアに『余計なもの』が見つかった」というのです。余計なものというのは、スパイチップと呼ばれるもので、例えばファーウェイのスマホの近くで話した音声が、中国国家機関に流れている恐れがあるというわけです。
実際にスパイチップが内蔵されているのかどうかに関して、情報の信ぴょう性はわかりませんが、もし事実であれば恐ろしいことですよね。
このような情報漏えいのリスクが懸念されているため、アメリカを中心に日本も含めてファーウェイ排除の動きが進められているのですね。
しかし日本でもファーウェイのスマホは多く普及しており、もし排除となったらどうなるのでしょうか。
そもそも排除とはどういうことなのか、またいつから始まるのでしょうか。
ファーウェイ排除とは?いつから始まる?
ファーウェイ排除というのは、一般消費者のファーウェイ製スマホの利用が禁止されるということではありません。
現在規格化が進行中の5G(第5世代移動通信システム)の通信網にファーウェイ製品を使わないということなのです。
今普及しているのは4G(第4世代移動通信システム)と呼ばれるものなのですが、5Gはその後継になるものです。
5Gは2020年から実用化が見込まれており、その場合いわゆるファーウェイ排除というのは2020年から始まるということになりますね。
ただ4Gを利用した通信サービスがすぐに終了するというわけでなく、ファーウェイ製スマホがすぐに利用できなくなるということはありません。
ファーウェイ排除されたら今使っている人はどうなる?
上記で説明したように、ファーウェイ排除というのは5Gの通信網にファーウェイ製品を使わないということなので、仮に2020年に5Gが実用化されたとしても、4G回線を利用している現在のファーウェイ製スマホに影響はありません。
今ファーウェイ製スマホを使っている方は特に心配する必要はないです。
まとめ
今回は話題となっているファーウェイ排除に関してまとめてみました。
まとめると、ファーウェイ排除とはファーウェイ製品を使えなくなるわけではなく、2020年から実用化予定の5G回線でファーウェイ製品を使えないということであり、現在ファーウェイ製スマホを利用している方には特に影響はありません。
今後もまたファーウェイ問題に動きがあるかもしれません。動向に注目していきましょう。
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