ジョディ・フォスターへのストーカー行為やロナルド・レーガン大統領の襲撃事件の犯人であるジョン・ヒンクリー・ジュニアの現在について調べてみました。
TBS系「1番だけが知っている」でも特集され再び話題となりましたが、そんなジョン・ヒンクリー氏が今どこで何をしているのか、まとめて行きたいと思います。
ジョン・ヒンクリー・ジュニアの現在は?
無罪判決となり釈放されている
ジョン・ヒンクリー氏は1982年の裁判で13の罪で起訴されましたが、判決の為の重要なポイントとしてヒンクリー氏の精神状態をどうみなすかというものがありました。論争の末、6月21日に「ヒンクリー氏は精神の病気にかかっており、責任能力がない」という判断により、無罪判決が下されることとなりました。
現在は母親と同居
ヒンクリー氏は精神病院への強制入院生活を終え、現在は母親と同居して生活しているようです。
こちらが現在のヒンクリー氏の写真です。
ジョン・ヒンクリー・ジュニアの起こした事件とは?
ジョディ・フォスターへのストーカー
ジョン・ヒンクリー氏は映画「タクシードライバー」を見て、売春婦の役を演じていたジョディ・フォスターさんに一目ぼれをし、恋心を抱くようになりました。
当時のジョディ・フォスターさんがこちら!
ヒンクリー氏はフォスターさんが通っていたイェール大学の聴講生として講義に参加するなど、フォスターさんへのストーカー行為を繰り返し、最終的にはフォスターさんに振り向いてもらうためにレーガン大統領を襲撃することを決めたようです。
そしてヒンクリー氏はレーガン大統領襲撃の1時間前までフォスターさん宛てに手紙を書いていました。
その手紙の衝撃の内容がこちら!
レーガンを暗殺しようとすれば、こっちが殺される可能性も大きい。だから今のうちに君に手紙を書いておく。
知ってのとおり、僕は君のことをとても愛している。この数カ月、多くの詩や手紙やメッセージを送った。ひょっとしたら君が僕に興味を持ってくれるのではないかと思ったからだが、そうはならなかった。
・・・(中略)・・・
ジョディ、もし君の心を奪い、残りの人生を共に過ごせるなら、レーガンを殺す計画はすぐやめる。認めるよ。僕がこんなことをするのは、今すぐ君にわかってもらいたいから。君のためならこれだけのことができるんだということを、はっきりとわかってもらわなければならない。自分の自由やひょっとしたら命さえ犠牲にしても、君に僕のほうを振り向いてもらいたい。これから1時間後に、(レーガンのいる)ヒルトンホテルに向かう。
ジョディ、お願いだから自分の心をよく見つめて、こんな歴史的偉業を果たす僕に、君の尊敬と愛を勝ち取るチャンスをくれ。
永遠の愛を、
ジョン・ヒンクリー出典元:Newsweek
ロナルド・レーガン大統領を襲撃
ジョン・ヒンクリー氏は1981年3月30日に首都ワシントンのホテル前で、当時のアメリカ大統領であるロナルド・レーガン氏を銃撃しました。
当時の事件の瞬間の写真がこちら!
銃撃事件によりレーガン大統領や報道官ジェームズ・ブレイディ氏を含む4名が重傷を負いました。
そして事件後には、ジョン・ヒンクリー氏がレーガン大統領を銃撃した動機がジョディ・フォスターさんの気を引くためだったということも報道され、さらに世間を騒がせることとなりました。
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