今回は5月1日に新元号 令和(改元)になるにあたり、年度は「令和元年度」か「平成31年度」どちらが正しいのか調べてみました。
そもそも年度とは?
「令和元年度」か「平成31年度」どちらが正しいのか説明する前にそもそも「年度」とはどういうものなのか少し説明させていただきます。
年度とは 事務・会計等の便宜上、ある月日から始まることに定めて区分した、一年間の期間 のことをいいます。
また期間は、組織や団体によって変わります。
例えば、学校や役所は4月1日から翌年の3月31日の1年間を年度としています。
会社はさまざまな期間がありますから1月1日から12月31日があれば、5月1日から翌年の4月30日までというのもあり得ます。
新元号 令和に施行されるのは5月1日からですので開始が5月1日の会社などであれば年度はどうなるのか特に迷うことはありません。
年度の開始が4月1日になっているものは今年度が「令和元年度」、「平成31年度」どちらなのか疑問が生まれます。次でどちらが正しいのかご説明していきたいと思います。
「令和元年度」?「平成31年度」?
総務省が出した「元号を改める政令等について」についてを見るとこのように書かれています。
国の会計年度の名称については、改元日以降は「令和元年度」となるようです。
国の予算における会計年度の名称については、原則、改元日以降は、当年度全体を通じて「令和元年度」とし、これに伴い、当年度予算の名称は、各府省が改元日以降に作成する文書においては「令和元年度予算」と表示するものとする。
これは政府が国の会計年度については「令和元年度」にするといったものであり、民間企業や学校といったものに強制することではなさそうです。
しかしながら政府に近い機関(行政機関や公共団体)などは政府に合わせて「令和元年度」に統一することになる可能性は高いかと思います。
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