世界的大ヒットを飛ばし続けているMARVELシリーズの映画ですが、ついにアベンジャーズの4作目「アベンジャーズ/エンドゲーム」が4/26に日本で公開されます!!
そして多くのMARVELファンがこの「アベンジャーズ/エンドゲーム」を楽しみにすると同時に寂しさを感じているかもしれません。
なぜなら今作を最後にアベンジャーズのシリーズが終了すると言われているからです。
2008年公開の「アイアンマン」を筆頭にして10年以上も続いてきたMARVEL作品の軸でもあったアベンジャーズシリーズが終わってしまうのですから、ずっと応援してきたファンからしたらものすごくつらいですよね。。
今回はそんなアベンジャーズが本当に終了してしまうのか、エンドゲームの続編となるアベンジャーズ5が制作される可能性はないのか、MARVEL映画の今後の展開等について徹底的に調査しまとめて行きたいと思います。
[4/27 追記あり] 本記事は「アベンジャーズ/エンドゲーム」のネタバレを含みます!映画をまだ見られていない方は注意してください!
過去のMARVEL作品とアベンジャーズシリーズ一覧
MARVEL作品は2008年の「アイアンマン」を皮切りに約11年間で22作品が公開されてきました。
その作品たちはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)と呼ばれる同一の世界観を共有したクロスオーバー作品であり、一連の流れで見ることにより、一層作品を深く楽しめる作りになっています。
もしこれからMARVEL作品を全て見たいという方は、以下の順番(映画公開順)の通りに見ると良いですよ!
フェーズ1(合計6作品)
『アイアンマン』
(米国 2008年5月2日/日本 2008年9月27日)
『インクレディブル・ハルク』
(米国 2008年6月13日/日本 2008年8月1日)
『アイアンマン2』
(米国 2010年5月7日/日本 2010年6月11日)
『マイティ・ソー』
(米国 2011年5月6日/日本 2011年7月2日)
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
(米国 2011年7月22日/日本 2011年10月14日)
『アベンジャーズ』
(米国 2012年5月4日/日本 2012年8月14日)
フェーズ2(合計6作品)
『アイアンマン3』
(米国 2013年5月3日/日本 2013年4月26日)
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
(米国 2013年11月8日/日本 2014年2月1日)
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
(米国 2014年4月4日/日本 2014年4月19日)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
(米国 2014年8月1日/日本 2014年9月13日)
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
(米国 2015年5月1日/日本 2015年7月4日)
『アントマン』
(米国 2015年7月17日/日本 2015年9月19日)
フェーズ3(合計10作品)
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
(米国 2016年5月6日/日本 2016年4月29日)
『ドクター・ストレンジ』
(米国 2017年11月4日/日本 2017年1月27日)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
(米国 2017年5月5日/日本 2017年5月12日)
『スパイダーマン:ホームカミング』
(米国 2017年7月7日/日本 2017年8月11日)
『マイティ・ソー/バトルロイヤル』
(米国 2017年11月3日/日本 2017年11月3日)
『ブラックパンサー』
(米国 2018年2月16日/日本 2018年3月1日)
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
(米国 2018年4月27日/日本 2018年4月27日)
『アントマン&ワスプ』
(米国 2018年7月6日/日本 2018年8月31日)
『キャプテン・マーベル』
(米国 2019年3月8日/日本 2019年3月15日)
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
(米国 2019年4月26日/日本 2019年4月26日)
アベンジャーズは本当に終了してしまうの?
アベンジャーズ/エンドゲーム(4作目)でシリーズ終了と発表
そのシリーズ終了の発表は突然のことでした。2017年にアベンジャーズの3作目「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の予告が解禁されて間もなく、マーベル作品公開10周年を記念してVanity Fair誌がMARVEL作品の特集を組みました。
その雑誌のインタビューの中で、MARVEL社の社長であるケヴィン・フェイグが「(アベンジャーズ4は)、スーパーヒーロー映画では見たことがないものになる、それがフィナーレだよ」と発言し、事実上それがアベンジャーズシリーズ終了の発表となってしまったのです。
アベンジャーズシリーズ終了という情報源は単なる噂などではなく、社長の発言によるものなので、間違いないようですね。。だからこそファンにとっては一層つらいものと思われます。
アベンジャーズシリーズ終了の理由は?
理由に関しても同じくVanity Fair誌の中で言及されています。
一番の大きな理由はアベンジャーズのメインキャストである以下の6名の契約が「アベンジャーズ/エンドゲーム」をもって終了するためであると考えられています。
左上から時計回りに
ロバート・ダウニー・Jr(アイアンマン)
クリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ)
クリス・ヘムズワース(マイティ・ソー)
ジェレミー・レナー(ホークアイ)
マーク・ラファロ(ハルク)
スカーレット・ヨハンソン(ブラック・ウィドウ)
となっています。
役者さんも10年も経つと年も取りますし、いずれは必ず終わりが来るので仕方ないのかもしれませんね。。
とはいえMARVELファンからしたら素直に終わりを受け入れるのは難しいものですよね。
シリーズ終了と見せかけて、本当はサプライズで継続されるといった可能性はないのでしょうか。
アベンジャーズ続編の可能性は?
アベンジャーズ5作目が制作される可能性は?
アベンジャーズの4作目「アベンジャーズ/エンドゲーム」に続く「アベンジャーズ5」が制作されるという可能性ですが、おそらく”アベンジャーズ”としての続編が制作される可能性はかなり低いのではないでしょうか。
なぜならMARVELの社長であるケヴィン・フェイグがVanity Fair誌のインタビューで、「全く違う2つの時代が作られるよ。アベンジャーズの前と、アベンジャーズが終わったあと。ファンが期待していた形ではないかもしれないけど」と語っていたためです。
アベンジャーズ前後の時代ということは、私たちの見てきたアベンジャーズの物語ではないということですよね。
MARVEL作品は「アベンジャーズ/エンドゲーム」以降にもすでに20作品の制作が決定しているという情報もあり、何年も先までのストーリーをすでに決めていると思われます。
アベンジャーズシリーズ終了後のストーリーはすでに綿密に計画が組まれているようで、それをMARVELの社長も明言していることからアベンジャーズの継続という可能性はかなり低そうですね。
ただ後述しますが、MCU作品が継続する以上MARVELの世界観は続いていくので、”アベンジャーズ”に代わる新たなヒーローチームが結成される可能性は十分考えられますよね!
MARVEL作品の今後の展望は?
アベンジャーズ前とアベンジャーズ後のストーリーが描かれる!!
前述しましたが、MARVELの社長ケヴィン・フェイグがアベンジャーズの前と後の時代の物語が展開されることを明言しております。
ただこれ以上詳細な情報は公表されておらず、前後の時代を平行に進めていくのか、フェーズ4でアベンジャーズ前の時代、フェーズ5でアベンジャーズ後の時代を描くというような形なのか、全く想像がつきません。
また新たに情報が出てくるのを楽しみに待つしかないですね。
今後のMARVELはスパイダーマンが中心になっていく?
前述したとおりMCU作品はフェーズごとに作品が分類されており、現在フェーズ1~3に分かれています。そして今回「アベンジャーズ/エンドゲーム」によりフェーズ3の幕が閉じると考えられてきました。
しかし最新の情報でMARVELの社長ケヴィン・フェイグが、フェーズ3の終わりは「アベンジャーズ/エンドゲーム」ではなく、その後に公開されるスパイダーマンの続編「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」であることを明言しました。
これはかなり重要なポイントであると思われます。今までのアベンジャーズ作品においてはアイアンマンが物語において常に重要なポジションに位置しており、トニースタークなしではアベンジャーズは成り立ちませんよね。そしてアベンジャーズに繋がる一連の作品は2008年の「アイアンマン」からスタートしています。
ここからは推測ですが、今回フェーズ3の切れ目にスパイダーマンが来るということで、アベンジャーズ以降の作品においてスパイダーマンが中心となってMCUの世界観が展開されていくという可能性は考えられます。
「ファンタスティック・フォー」と「X-MEN」がMCUの世界観と融合?
同じマーベル・コミックスの作品であっても、権利の関係でMCUの世界に登場させることができないキャラクターがいます。例えばスパイダーマンも「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」から出演していますが、権利の関係でそれ以前の作品には登場させることができなかったという背景があります。
未だに登場していないマーベルの人気キャラクターといえば、「ファンタスティック・フォー」と「X-MEN」がありますが、20世紀フォックスに譲渡されていた映画化権が、ディズニーの21世紀フォックス買収により、今年中にも両シリーズの権利がマーベル・スタジオに戻る予定であるというのです。
それにより今後MCU映画に「ファンタスティック・フォー」と「X-MEN」が登場する可能性が出てきました!
これはMARVELファンからしたらものすごいことですよね!もしこれが実現したらこれからのMCU作品が一層楽しみになりそうです。
”アベンジャーズ”に代わるヒーローチーム結成は?
こちらに関しては今のところ何の情報も上がっておらず、完全に筆者の推測になります。
「アベンジャーズ/エンドゲーム」を最後にアベンジャーズシリーズが終了することは公表されていますが、その後もMCU作品が引き続き制作されていくこともまた公表されています。
つまりアベンジャーズは終わってもMARVELの世界観はこれからも続いていくということですよね!
なのでこれから単体のヒーロー作品のみ制作されるという可能性も否定はできませんが、複数のヒーローが一つの映画で共演することこそがクロスオーバー作品といわれるMCUの醍醐味ではないでしょうか。きっとそう考えているMARVELファンも多いと思います。
製作者側も同じ考えを持ってくれているのであれば、今後”アベンジャーズ”に代わる新たなヒーローチームが結成されるといった可能性は少なくないかもしれませんよね。
※ここから「アベンジャーズ/エンドゲーム」のネタバレがあります!!映画をまだ見ていない方は気を付けてください!!
(4/27追記)「アベンジャーズ/エンドゲーム」を見たうえで続編の可能性は?
「アベンジャーズ/エンドゲーム」を見たうえで、やはりアベンジャーズは本作品で完結であり、”アベンジャーズ”としての続編の可能性はかなり低いと思います。
理由としては、まずトニー・スターク(アイアンマン)が亡くなり、スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)が年老いてしまったことです。アベンジャーズを中心となって支えてきた2大ヒーローが終焉を迎えた演出をわざわざ盛り込むというのは、本当にこれがアベンジャーズの終わりであることの強い意図を感じます。アイアンマンやキャプテン・アメリカなしのアベンジャーズは想像できないですよね。
そして本作の中では、タイムトラベルによりアベンジャーズたちが過去のマーベル作品の舞台に戻ってストーリーを繰り広げており、今までのMCUの21作品を見たうえで最大限楽しめる構成となっています。いわば過去の21作品が「アベンジャーズ/エンドゲーム」に向けた前振りになっているといっても過言ではないかもしれないですね。ここまで綿密に作り上げられた22作品の後に、アベンジャーズの続編を作るのはなかなか難しいのではないでしょうか。それこそ、”アベンジャーズ”としては一区切りをつけて、また新たな軸でMCUの世界を作り続けてくれるのかもしれませんね。
今後のMARVEL作品の展望に期待しましょう!
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