6/23に東京ドームシティアトラクションズ内の屋内劇場「シアターGロッソ」に勤めていた中山愛理さんがセクハラ被害を告発し話題を集めています。
事件の真相や犯人は誰かについて調査しまとめて行きます。
中山愛理のセクハラ被害告発
どうして卒業したかというと、入った当初からの度重なる嫌がらせ(基本的に挨拶も無視、握手会中に水を掛けて妨害する、など)と、セクハラ (男性器のあだ名をつけて呼ぶ、すれ違い様にお尻を揉む、避けられない空間での卑猥な質問や直接的に胸を触る、など)に黙って１年耐えていたら、
それも不愉快だったのかゴールデンウィーク明けに「力不足なのでもう来なくていいです」と言われてそれっきりです。
会社からは、余計なことを言ったらもうお前に仕事を振らないぞ、と強く言われていましたのでこれを発信するということはそういうことです。・・・（中略）・・・
「パワハラ、セクハラはただの冗談だから、そういう業界だから仕方ない」と散々言われてきました。お仕事が楽しかったのであれば、本当は余計なことを発信せずに黙って耐えておくべきなのかもしれません。ですが、どんな業界であれ次の世代のために変わらなければいけないと思っています。
引用元：本人Twitterアカウントより
ツイートを読んでいるとどれほどつらい思いをしてきたのかと悲しくなります。
こんなひどいセクハラをした犯人は一体誰なのでしょうか。
セクハラをした犯人は誰？
今のところ犯人が誰かということは公表されていません。
現状では、シアターGロッソの運営をしている東映からこちらのコメントを発表しております。
事実であれば誠に遺憾であり、現在、調査・確認に着手させていただいております。
被害を訴えた方、お客様及び株式会社東京ドームをはじめとする関係各社様にご迷惑・ご心配をおかけしておりますことを、心よりお詫び申し上げます。
確認結果につきましては、あらためてお知らせする予定でございます。出典元：東映公式HP
現在調査中とのことで、今後事実が認められた場合は、セクハラをした従業員、スタッフには処分が科せられる可能性があります。
（2019/7/7追記）中山愛理さんより新たに報告のツイートと、東映より新たに発表がありました。
皆様にご報告させて頂きます。
先日、東映様より聞き取り調査があり、事実確認後に現時点での報告と謝罪を頂きました。
まだ最終的な報告ではありませんが、現場の環境改善を約束して頂きました。
応援、励ましのお言葉本当にありがとうございます。— 中山愛理 (@EriNakayamaEri) July 6, 2019
東映より調査報告と中山さんへの謝罪があったようですね。報告の内容がこちらになります。
当社と株式会社東映エージエンシーにおいて詳細を調査中ですが、これまでに行われた被害を受けた方及び関係者からの聞き取りにおいて、株式会社東映エージエンシー社員１名のほか委託先の会社に所属するスタッフ等の計６名により、SNS上での訴えがございましたハラスメント等が行われていたことが概ね確認できました。
・・・（中略）・・・
ヒーローショーに関わるスタッフが事前にハラスメント講習を受講することを必須とし、ハラスメント等が起きないよう継続的な教育プログラムを作成いたします。
あわせて、ヒーローショーに関わる全てのスタッフが匿名で相談可能な外部窓口の設置、第三者による現場における定期的な聞き取り調査等を行うことにより、ヒーローショーを楽しみにしてくださるお客様やスタッフが安心してショーに参加できる環境づくりに努めてまいります。出典元：東映公式HP
（2019/8/19追記）東映よりセクハラに関与した社員に関して発表がありました。
聞き取り調査の結果、SNS上での訴えの内容は概ね事実であることが確認できましたことをご報告いたします。それぞれのハラスメント等に関与していた者を合計すると、株式会社東映エージエンシー社員１名、委託先の会社に所属するスタッフ等５名の計６名となります。
今回の調査結果を受け、当社としては、ヒーローショーを制作する会社としての責任を重く痛感しております。ハラスメント等に関与した株式会社東映エージエンシー社員１名に対しては、本来同社が委託先の会社に対してもハラスメント等が発生しないよう注意すべき立場であったことを踏まえ、同社の社内規定に基づき厳正な処分を行いました。当該社員１名に関しては、今後のヒーローショーの制作にも関与させないことといたします。また、委託先の会社に所属するスタッフ等に関しては、委託先の会社において、ハラスメント等の内容に応じた出演停止も含む厳正な処分を行いました。出典元：東映公式HP
発表によると、ハラスメントに関与していた人は東映エージエンシー社員１名、委託先の会社に所属するスタッフ５名の合計６名とのことです。東映社員１名に関してはヒーローショーの制作にも関与させないという厳正な処分となったようです。実名に関しては公表されておりません。
（2019/8/19追記）東映株式会社正規代理店のTAC（タック）より謝罪の声明が発表されました。
ハラスメント問題についてのお詫びと今後の対策
東京ドーム・シアターGロッソにおいて弊社がマネージメントしておりましたショー元司会者がハラスメント等の被害を受けていた問題について、ご報告させていただきます。
まずは、何よりも被害者ご本人及びご親族様にはご心労、ご心配をお掛けしたことについて、深くお詫び申し上げます。
弊社の管理のもとに有るはずのご本人の心中を察することが出来ず、ご心労をお掛けした責任を深く感じるとともに、応援して下さるファンの皆様、株式会社東京ドーム様をはじめとする関係各位に対しましてもご心配、ご迷惑をお掛けしましたことを重ねてお詫び申し上げます。・・・（中略）・・・
社内はもとより、定例の実務講習会等で現場スタッフへもハラスメントに対する意識向上と知見拡大の教育を継続して行い、仮にハラスメント被害を被った際の相談窓口となる担当者設置を周知します。
被害者及び日頃応援して下さる皆様、関係各位には大変ご迷惑をおかけしましたことを改めましてお詫び申し上げますとともに、今回の事態を厳粛に受け止め、再発無きよう真摯に取り組んで参ります。2019年8月19日
出典元：TAC（タック）
世間の反応は？
昔は良い時代だったとか昔の女性は出来た女だったとか言う前世代の爺よくいるけど爺にとってはセクハラ三昧の良い時代でも虐げられてきた女性たちにとっては辛い時代だったんだよな
他者の気持ちを考えられない視野の狭さと自己中心的な考えには吐き気する
そんな文化がまだ残ってるシアターGロッソ— おいぬさま (@7JzCCvYXZVjx3Iu) June 23, 2019
シアターGロッソのセクハラの件、相当しつこく取材しないと事実でてこないぞ。今出てるトゥギャッターのまとめだけでも現場関係の人間が何人か火消しに走ってるくらい結束の強い団体だから興行元に問い合わせても事実確認取れないで終わり。職人の世界だから穴埋め要員がいなくてクビとかできないし。
— 浅村壮平@漫画家志望 (@kakitwuvat) June 23, 2019
性犯罪・セクハラが横行する体育会系組織の共通点は「ここの人たちはみんないい人なんだよ！あんなの気を引きたいだけの虚偽だ！」と感情的に擁護する内部関係者の声が大きいということ
セクハラ・性犯罪加害者は、ターゲット以外には「とてもいい人」なんですよ#Gロッソ #シアターGロッソ— スプミン (@n_rinkl) June 24, 2019
#シアターGロッソ セクハラ問題、事実だとしたら本当に本当に気分が悪いしそんなことが横行する社会を容認したくないので炎上して欲しい
浄化を望む
許せないヒーローショーに詳しくはないけど、トクサツガガガでこういう世界もあるんだなと認識はしてた
まさか裏ではそんな感じだったとは— 捨 (@com_sute) June 23, 2019
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